発達支援センターへ検査しに行ってきました。
あいちゃんの発達の凹凸を調べるために、発達支援センターに行ってきました。
こちらの記事から読んでいただくと良いかもしれません。
発達検査を受けようと思うに至った経緯や詳しい症状について記事しています。
支援センター職員の方との問診
まず最初に支援センターの職員の方に、あいちゃんの症状についてお話ししました。
電話でもあいちゃんの症状は伝えてあったのですが、更に詳しくお伺いししますね~と、言われました。
職員の方は終始ニコニコした様子で、優しい雰囲気の方でした。
相槌が凄く多かったのが印象的でした。
『うんうんうんうん~、不安や緊張が強い傾向があるのかな~?うんうんうんうん~ニコニコ』
こんな感じで、凄い同調してくださるので話しやすかったです。
話しやすい雰囲気を作ってくださってるんだなぁと感じました。
心理士との発達検査
職員の方との問診のあと、心理士さんにバトンタッチ。
1時間ほど発達の検査をしました。
- 親は同じ室内にいても大丈夫だが、出来る限りあいちゃんの視界に入らないように後ろで見ている事
- 『がんばれー』などの応援はして良いが、ヒントになるような事は言わない事
という説明がありました。
発達検査の主な内容
- 見本の紙に書かれた図形と同じ物を図形一覧の中から探す
- 組み上げられた積み木と同じ形を作る
- 心理士が折った折り紙と同じ物を作る
- 重さは異なる見た目の同じ箱、どちらが重いかをあてる
- 心理士が言った数字や文章を繰り返して答える
- 横一列に並べた箱を、心理士が叩いた順番と同じ順番で叩く
- 2つの三角の積み木を使って見本と同じ四角を作る
- バラバラの色が描かれた立方体4つで見本と同じ模様を作る
- 硬貨を読む
- 数字を数える
- 1.2.3と声に出さなくても数える
- 簡単な足し算
- 寒い時はどうする?といった内容の質問
- 心理士が作った紐通しと同じ物を作る
- 見本と同じ十字や四角を書く
- 人間の絵で足りない部分を書き足す
- ケンケンパー
ばーっと書き出しましたが、順番はバラバラです。
メモをとっていたわけではないので、他にも書き忘れている検査項目があったかもしれません。
結構色々やらされました。
検査の最後に、心理士さんから親に検査の感想を聞かれました。
私は『割とよくできたと思う』と答え、
パパは『(出来なかった物の中に)家では出来そうな事があったように思う』と答えていました。
心理士さんが終始、小声だったのが印象的でした。
心理士さんは色々見てる
口頭で簡単な検査結果を教えて頂けました。
検査結果を聞きながら分かったのですが、心理士さんは
『検査テストが出来たかどうか』という点だけでなく
『検査に取り組む姿勢』『出来ない時にどうするか』
などなど多角的に色々見ていたようです。
検査結果
発育の面では、平均より高い事が全体的に出来る、との事。
ただし、不安や緊張が強いのと、先を見通す力が弱い傾向がある。
不安や緊張が強い、とは?
もうそのままなのですが、不安や緊張が強い傾向がある。
集団生活で困る部分としては、何か困ったことがあった時に、自分から助けて、が言えない。
検査中も、出来ない・分からない時に『分からない』と自分から言葉にする事が出来ず『ぶぶぶー』と言ったりしていました。
心理士さんは
『部屋に入室して最初にあいちゃんを見た時に、警戒心が強いのを感じたので、普段はしないけれども、あえて鞄の中を広げて見せて警戒をとこうとしてみました。
小声で話したのも、不安をやわらげるためです』
と言っていました。
なるほど~。
先を見通す力が弱い、とは?
手本があれば出来るのだが、口頭のみの説明だと、言葉の意味は理解出来ても、戸惑ってしまい行動に移しづらいという傾向がある。
例えば幼稚園の先生から普段はされない指示を出されると混乱し、先に出来ている子を見てからやる、など。
また、お絵かきや工作などの決められた課題は取り組めるが、自由時間の遊びなどは、どうして良いか分からず、遊びに入っていけなかったりする。
自分が今どんな事をすれば良いか、先を見通す力が弱いために、行動に移せない、という事らしいです。
支援を受けてみる事を勧められた
発育という意味では同い年の子たちよりも難しい事が出来るけれども、それが発揮しづらい所がある、今後あいちゃんがもっと成長していくためにも支援を受けて、発揮できるようになって欲しい。
不安や緊張が強く、自分の思っている事、やりたい事が行動に移せない部分などは、支援が必要なタイプのお子さんなのかな?と思います、との事でした。
場面緘黙症なのか、どうか
ズバリ聞いてみたのですが、医師ではないので診断が下せないという事でした。
ただ、そうなってしまう要素がある、不安や緊張が強いタイプというのは緘黙になりやすい、という風にいっていました。
『わからない』というかわりに『ぶぶぶー』と言っていたりするのも、それはあいちゃんからのサインである。それを抑えつけてしまうともっと緘黙になっていってしまう。という事も言っていました。
場面緘黙症と診断は下せないけど、そっちの傾向ですって事なのかな?
支援うけます!
もちろんその場で支援うけます!とお答えしました。
あいちゃんがお家でイキイキ話すみたいに、幼稚園やお友達や先生とも打ち解けて楽しく過ごせるようになっていって欲しいです。
支援室での面接がまた2週間後くらいにあって、そこから支援のスタートらしいので、また動きがあったら記事にしたいと思います。