昨日の東大3兄弟に続き、
今度は京大3兄弟です。
実はこの本は、かなり前に読んでいたのですが、
東大3兄弟を記事にしたんだから、京大3兄弟の方も記事にしよう!と思い今回記事にしています。(* ̄▽ ̄*)ノ"
この本を書いたのは、強烈なオヤジの元で育った『長男』さんです。
子供の視点から執筆されていて、そこが面白いです!
オヤジがかなり個性的
このお父さん、結構ぶっ飛んでます。
- 急にキャンプに連れてくために学校を休ませる
- せっかく入った進学校の高校をやめたい⇒即OK
- ゲーム『信長の野望』がやりたいので学校を休む⇒即OK
ただ強烈なだけではない、家庭教育に力を入れている
上にあげた例を見ると、放任主義?と見えるかもしれませんが、実態は真逆です。
家庭教育に物凄く力を入れています。
学校で教えなくても俺が教えてやる!
と言う感じで子供たちが小さい頃から、様々な働きかけをしています。
またその自信に裏打ちされるだけの勉強量をオヤジ本人がしてきたようでオヤジはかなり博識です。
子供が興味を示すようにうまく誘導して働きかける
ただ勉強しろ!というのではなく、勉強に興味を持つように誘導するのが巧みだと感じました。
例えば
- 歴史の導入として漫画を薦める
- 更に歴史に引き込むために、ゲーム『信長の野望』を与える
- 理科の導入としてNHKスペシャルを見せる
- アルゴリズムを鍛えるためにギャンブルゲーム(麻雀トランプなど)をやる
などなど。
長男さんも著書の中で
『子どもの代わりに目利きとなって、最適な教材とその順番を選んであげるという能力。オヤジはこの能力がずば抜けて高かったように思います』
と言っています。
特に入門用の教材に関してはかなり吟味していた、と後にオヤジは言っていたそうです。
大学受験ではオヤジは塾を開講
長男が高校をやめて大学受験をする頃にはオヤジは本物の塾も開講し
自分の子供と一緒に近所の子供も教えてしまいます。
オヤジの教える勉強法もちょっとユニークです。
オヤジの受験勉強法
- 英文はとにかく音読
- 国語は好きな文章や各分をとにかく書き写し
- 数学は同じ問題集・同じ問題を解きまくれ
- 長男には他の生徒にも教えるよう指示
オヤジを信じてひたすらやっていた、と長男さんは著書の中で言っていました。
オヤジだから出来ること
オヤジのユニークな子育ては、勉強への興味の引き方など参考になる部分もありました。
が、京大3兄弟になったのは、オヤジの教育への情熱が高い事はもちろん、オヤジ自身が塾を開講できるほどの頭脳を持っていたからこそ実現した事だなぁと感じました。
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