モンテッソーリ教育
多くの日本人には聞きなれない言葉だと思います。
七田式・公文式・シュタイナー教育などの言葉なら聞いた事があるかと思いますが、モンテッソーリもまた、そういった教育方法のひとつです。
今回はモンテッソーリ教育を受けた著名人をご紹介したい思います。
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モンテッソーリ教育を受けた著名人
- Google共同創業者:ラリー・ページ
- Google共同創業者:セルゲイ・ブリン
- Amazon創業者:ジェフ・ベゾス
- Facebook創業者:マーク・ザッカーバーグ
- Wikipedia創業者:ジミー・ウェールズ
- Microsoft創業者:ビル・ゲイツ
- 元アメリカ大統領:バラク・オバマ
- 元アメリカ大統領夫妻:クリントン夫妻
- 経営学者:P.F.ドラッカー
- アンネの日記:アンネ・フランク
- 英国王室:ウィリアム王子とハリー王子
- グラミー賞受賞歌手:テイラー・スウィフト
- グラミー賞受賞歌手:ビヨンセ
- 将棋士:藤井四段(藤井聡太) ←日本人!!
イノベーションを起こす人材を育てるモンテッソーリ
大物名前がずらりと並んでびっくりしちゃいますよね(; ・`д・´)
モンテッソーリ??何のカミソリ?と思った方も
モンテッソーリ教育を受けた著名人の名前を知ると、その教育法にちょっと興味が出てこないでしょうか?
Google創業者『モンテッソーリ教育を受けた影響が大きかった』
Googleの共同創業者の2人はモンテッソーリ教育を受けた事以外にも、共通点が凄く多いのですが、その中のひとつに、2人とも父親が数学の教授であった、というのがあります。
2人はABCのインタビューで、成功の要因として親のキャリアから学ぶことが多かったのでは?という問いに対し
「それはありません。確かに僕らのことをサポートしてくれましたが、モンテッソーリ教育を受けた影響が大きかった。」
と答えています。
出典:世界に影響力のある有名人は「モンテッソーリ教育」を受けていた!: 新発見。BLOG
英才教育ではない
モンテッソーリ教育を受けた著名人の名前を聞くと、一部の天才だけが受けられるような『英才教育?』と思われる方もいるかもしれませんが、ちょっと違います。
元々は、100年ほど前、イタリア人初の女性医師だったマリア・モンテッソーリが当時の精神病院勤務中に知的障害を抱える子供たちの治療のために行っていた事が出発点になっています。
その治療を受けた子供たちに知能テストを受けさせると、健常児よりも知能を上回るという結果になり、医学界、教育界に衝撃を与えます。
障碍児の治療教育として成果をあげたのち、今度は貧困家庭の子供たちにも応用し、そこでも成果をあげます。
そしてマリア・モンテッソーリは医師をやめ、その方法を追及し、幼児教育まで発展させたものがモンテッソーリ教育です。
知的障害を抱える子供でも、貧困家庭の子供でも、成果を上げたという事から、
ごく一部の裕福で優秀な子供たち向けの英才教育ではなく、とても開かれた教育法だというのがお分かり頂けるかと思います。
モンテッソーリ教育は【人格教育】
モンテッソーリ教育は子供の【自立と自律】【自主性】【集中力】を養う事に優れた教育と言われています。
自立や自主性を伸ばす事により、本人の自主性において勉強を自らする子になる可能性もありますが、勉強なのか、スポーツなのか、芸術なのか、何を学ぼうとするかはこれもまた本人の自主性に委ねられる事になります。
『勉強ができるようになる』『〇〇大学に絶対入る』というのを第一の目的とする場合、モンテッソーリ教育はちょっと違うかもしれません。
どこでモンテッソーリ教育を受けられるか?
アメリカではイノベーター教育として注目され、モンテッソーリスクールが爆発的に増えているらしいのですが
日本では文科省の認可がおりないため、全日制でモンテッソーリを実施する小学校は非常に少ないです。
モンテッソーリ教育を日本で受けたい場合は、保育園・幼稚園の時期がチャンスと言えそうです。