あいちゃんは今ピアノを習っています。
習い始めたのは3歳3か月。まだ始めたばかりです。
習い事の向き合い方って人それぞれ色々あると思います。
私自身は数々の習い事(10種類前後)を親にやらせて貰いましたがその中には
練習もしないし、上達もあまりしないけど、レッスンに行くのは楽しい!
完全にただ通ってるだけ状態、という習い事もありました。
結局その習い事(バイオリン)はまっっったく物になりませんでした。
ですので、ただ習うだけでなくちゃんと練習もして、コツコツでも上達して
ピアノが弾けて楽しい!
という風にしてあげたいと思い、きちんと上達させてくれそうなお教室を探しました。
事前に決めていたポイント
1.個人レッスン
自分の経験とあいちゃんの性格的に、最初から個人レッスンが良いと思っていたので私は個人レッスンで探しました。
私は某大手のグループレッスンでエレクトーンを2年習ったのち、少し期間をあけてピアノの個人レッスンを習っていたのですが、エレクトーンの2年間で猫ふんじゃったしか弾けるようにならず、音感も身につかなかったのです。
が、その後ピアノの個人レッスンでは小2から始めて4年習い、ソナタに入るくらいまでは弾けるようになったという経緯があります。
またあいちゃんは集団の中に入ると極端に緊張してしまうタイプなので、グループレッスンはレッスンにならなかったと思います。
2.先生が音大のピアノ科を卒業している事
ある程度のレベルになっても教えられる先生に最初から習いたいと思っていたので、先生の学歴は重要視していました。
例えば家庭教師を探すときに、東大や京大、早稲田慶応出身の方に見てもらいたい、と思う感覚と同じです。学歴では推し量れない部分があるのは重々承知していますが、先生の学歴がひとつの指標になるのも確かですよね。
あいちゃんに音大受験をさせる事は考えていませんが、音大受験指導も可能な先生で探していました。先生の指導のゴールが遠くにある方が、上達させてもらえると思ったからです。
3.ソルフェージュ指導が可能
ソルフェージュとは音楽の理論を学ぶおけいこになります。楽譜の読み方や楽譜の書き方、リズムの読み方といった事です。
ピアノを弾く際の指使い、というような『技術』指導が可能でも、ソルフェージュ指導は出来ないという方もいらっしゃるので、ソルフェージュ指導も可能な先生で探しました。
4.先生の年齢がある程度若い事
私自身、様々な習い事をさせてもらっていて感じたのですが、指導力のある年配の先生ももちろんいらっしゃいますが、経験豊富な年配の先生の方が、経験豊富だからこそダメな生徒への見切りが早い場合が多いです。
伸びにくい生徒を伸ばそうとする事は物凄くエネルギーがいる事だと思うんですよね。大変さを経験として沢山知ってるがゆえに、伸びにくい生徒に対しての指導のモチベーションをあげるのはなかなか難しい事かと思います。
若い先生は指導力は確率していないながらも日々試行錯誤出来るエネルギーを年配の方より持っています。
もちろん年配なのに若い人よりエネルギッシュな先生もいらっしゃいますが!
私はとっても優しいおじいちゃん先生にバイオリンを習っていましたが、結局良い音が出せずに7年の月日が流れました。それでもおじいちゃん先生はいつもニコニコしていました。私に対しての上達を諦めていたのだと思います。
5.練習のお教室がグランドピアノな事
自分の経験則として、デジタルピアノ(電子ピアノ)とアップライトピアノの違い、アップライトピアノとグランドピアノの違いを肌で感じてきました。
グランドピアノの方がアップライトピアノよりも難しいのです。
グランドピアノの方が弾き手の実力がもろに出るので、うまい人はよりうまく、下手な人はボロが出る、そんなイメージです。
私自身は自宅ではエレクトーン→キーボード→アップライトピアノという順で練習していましたが、学校やピアノ教室でグランドピアノを弾く時、いつも『何だか上手に弾けないな』と感じていました。
あいちゃんにはアップライトピアノを用意しましたが、グランドピアノを用意する事は我が家では難しいので、お教室での練習くらいはグランドピアノに触れて欲しかったのです。
6.先生とあいちゃんの相性
学歴もよく音大受験の指導力があったとしても、幼児相手にピアノを教える事が出来るかというのは別問題です。特にあいちゃんは警戒心が強く、苦手な人にはなかなか心を開かないばかりか、しゃべらないし動かなくなってしまう事もあります。
ですので、あいちゃんが先生とコミュニケーションをきちんととってやっていけるかを見ていました。恐らく先生側も凄く見ていたと思います。
次回は体験レッスンに行く際に気を付けた点をお話ししたいと思います。